日本の運転免許は、カナダの運転免許に書き換えが可能
日本の運転免許証を持っていて、6ヶ月以上のビザがある人はカナダに行ってからBC州では運転免許証の書き換えが可能。
(カナダは州によってルールが違う)
日本もカナダもジュネーブ条約に加盟しているかららしい。
運転免許証は、レベルが3つに別れていて、日本の運転免許を取ってから2年以上立っている人は実技・学科試験なしでBC州免許証の『クラス5』を獲得できる。
(2年以下は、クラス7から。こちらはロードテストが必要)
わたしは、4、5年持っていて、永住権を持っているのでクラス5に切り替えができた。
運転免許証は運転できるだけでなく、日本同様に身分証明証にもなるから便利。
合計費用:約105ドル(約9000円)
+メガネの新調 8000円
運転免許の書き換え手順
0.日本でやること(事前準備)
- 国際免許の取得はしない
- メガネ・コンタクトの人は度数を最新に合わせてから移住する
- 書き換えすると日本の免許証は没収となるので、念のためスキャンしデータでとっておく。
国際免許を取得して行かなかった理由としては、
BC州では免許センター『ICBC』が認可した翻訳者による翻訳証明書が必要だったから。
国際免許の取得は東京都在住の場合2,650円らしいけど、
どうせ別の翻訳が必要になるなら取らなくていいやと判断。
メガネは度数が合わなくなって来たから、移住前にちゃんと合わせとこうと思って
JIN's ( JIN's オンラインショップ )で新調。
(ステップ2で、視力検査があって良い結果となる。)
JINS Switch(ジンズスイッチ)買った
*ICBC は、Insurance Corporation of British Columbiaのこと。
1.カナダで日本の運転免許の翻訳者を探す
カナダで、ICBCが認可した翻訳者を探す。
探すのに使ったのはこのサイト。
Society of Translators and Interpreters of British Columbia - Certified Member Directory
今回は、ICBCというものが必要なので「Registered with ICBC」にチェックを入れる。
他の言語の翻訳が必要な方は左の検索バーの言語を変えればOK。
カナダBC州で日本語→英語のICBCの資格?を持った翻訳者一覧が出てくる。
翻訳者を見つけたら、電話 or メールで連絡。
あとは手順に従って、行動。
わたしの場合は、
- 運転免許証を郵送(国内郵便、速達、トラッキングコード付きで11ドル)
- 翻訳料金+トラッキングコード付きで翻訳会社から返送してもらう 63ドル
トラッキングコードつけないで、郵送なら1ドルで済むので
20ドルくらい節約できる。
ここはケチって紛失したら悲劇なので、払うことに。
あと、このサイトによるとバンクーバー日本領事館に行ける人は25ドルで翻訳してもらえるらしい。
「翻訳証明書」は ICBC(Insurance Corporation of British Columbia)運転免許センターが指定した公認翻訳者、又は「バンクーバー日本総領事館(手数料$25)」で発行できる
[ 運転免許の書換え ] GoToVan - カナダ バンクーバーの情報サイト
2.翻訳を受け取ったら、免許書センターに行って申請・手続き
手続きにかかる費用:31カナダドル
センターに行ってからの手順は、こんな感じ。
1.免許証の書き換えをしたいことを伝える。
2.日本の運転免許書・翻訳・身分証明書2つ(私はPRカードとBCID(B.C. Identification Cards))
3.登録(センターの人がやってくれる)、費用の支払い、日本の運転免許証とバイバイ
4.視力検査
5.簡単な、運転ルールの質問。
6.仮の運転免許(紙)の受け取り。
7.写真撮影
8.30-60日以内に、郵送で運転免許証は届く。
視力検査日本でもあるのに、登録作業だけで終わると思って、古いメガネで申請に行ってしまった。
だいぶ目が悪くなったので、古いメガネだと何も見えず出直しに。
次の日新しいメガネで行ってちゃんと見えた。
視力検査は、日本でやるどっちに穴が空いてる?のやつじゃなくて、
数字読んだり、
道路標識が出て来て、奥に沈んでるやつと、前に出てるやつを見たり
フラッシュライトが右左どっちに見えるかとかやった。
2回目だけど、移住する前に、
メガネ・コンタクトを1番自分に会う状態にしてきた方が楽。
5の簡単な運転ルールも知らなかったからびっくりした。
質問された内容は、こんな感じ。
- 車とバイクの車間距離は?
- フラッシュしてるグリーンライトはなんの意味?
- 警察、救急車きたときはどういうアクションする?
- 赤信号で止まってる間、ケータイはいじっていい?
3回お兄さん達と運転練習して交通ルール聞いておいてよかったー。
だいぶ答えられた。
わからないことは、
「こういう風に対応した方がいいと思うけどどう?」って感じに答えた。
そうするとセンターの人がルールを説明してくれて、無事終了。
あまりにも変なこと言うとか、英語が全くわからず受け答えができない、とかがなければ少しぐらい知らないことがあっても大丈夫そうだった。
説明受けて仮の免許書(紙)を受け取って、
免許書用の写真撮って終了。
この日は写真とると思って、化粧して来てよかったー。
その他:BCID(B.C. Identification Cards)について
BCID(B.C. Identification Cards)は、市民カードみたいなやつ。
顔写真と、住んでる住所が記載されるから、運転免許証と同じくらいの身分証明書になる。
運転免許書の切り替えには、翻訳の時間がどれくらいかかるかわからなかったから、移住して2日目にすぐ発行申請した。
手数料は35カナダドル。
これ発行しておくと、PRカードとかパスポート持ち歩きたくない日に便利。
追記
運転免許証をこれからカナダでとる人は、学科試験が特に大変みたい。
英語ネイティブレベルの彼が、運転の教科書3時間読んで普通に受かるだろうとテストに行ったら落ちた。
なんかひっかけ問題みたいなのが多いみたい。
例えば、こういう問題。
問:車がスリップしました。なぜでしょう
A. 車の故障 B. 運転が下手くそだから C. 雨とか雪で道の状況が悪かった D. 反対側から急に車が飛び出してきた
答え:B
どれでもあり得るし、まあこの中ならCかなと思ったら、B。
本読み込んで、オンラインの仮テストを何回もやってからじゃないと全然受かりそうにないって言ってた。
私、日本の免許証なかったら10回くらい再テスト受けそう、、。
ちなみに1回15ドルかな?
1回テスト落ちたら、次のテストまで1週間空けないといけない。
彼は自分の国の免許5,6年?持ってるし、運転もちゃんとうまくて、英語も完璧に読めるのに今日も数時間勉強してた。。。辛そう
受かりますように。
1CAD = 84.2円( 22:22 June 29, 2018 )
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