カナダの永住権獲得して移住して来て驚いたのは、政府が移民に向けて英語学習の機会を提供してくれてること。
わたしはIELTS平均5という現地の大学にも入学できないような英語レベルで移民してるので、非常にありがたいプログラム。
クラスの夏休みが明けて、わたしも9月からやっと通い出した。
カナダの移民向けプログラム、英語クラスに通うまでの手順
州ごとに、移民サポート団体が運営しているので、まずはそれを探す。
わたしは、BC州のISSofBCという団体の英語クラスLINC programme (Language Instruction for newcomers to Canada)をうけている。
州の中でもcityごとにオフィスがあるので、自分の家から一番近いところに行って登録。
そのあと評価テストを特定の試験場にうけに行って、クラスの席が空くのを待つ。
わたしは約3ヶ月前に試験をうけたのに、ちょうどそのあと夏休みに入ってしまって9月の半ばからやっと授業を受けることができた。
↓詳しい手順はこちら
クラスは、好きな場所のオフィスに空席&そのレベルの授業があればうけにいける。
ノースバンクーバーとかバンクーバーとか都心に近いほどウェイティングリストがたくさんあって、場所によっては1年待ちって言われた人もいた。
クラスの時間は、午前・午後・夜 がある。
場所によって、それぞれ時間ごとにレベル別に授業が振り分けられてる。
わたしの近所のオフィスはCLB5向けの授業が夜(18:00-21:00)のクラスしかなかったので、別の市に電車で通って午後(13:00-16:00)の授業をうけてる。
カナダ移住者向け英語プログラムの嬉しいところ
1. 無料で英語のクラスに通えること
費用は大きい。
1年間のカナダの語学学校の費用平均を調べてみたら、このサイトによると約100~130万円
カナダ留学の費用、予算について>カナダ最大留学エージェント、カナダ8都市で留学、ワーホリサポート=BRAND NEW WAY
この表には、何時間の授業か書いてないけど、友達がバンクーバーで通ってる語学学校は8:30-15:30って言ってたので、1日6時間の授業と想定してみる。
ISSofBCのLINCプログラムは、週4回1日3時間 なので、1年間通うとするとカナダの平均を参考にしてみると50~70万円くらい助けてもらってることになる。
入学費用・授業料・プリント(テキスト)代もほんと全部無料提供。
カナダ移住申請費用全部で100万かかったのも、このLINCプログラムのおかげで安かったんじゃないかと錯覚するほど。
これからたくさんはらうカナダの税金も、このLINCプログラムのおかげでありがとうって気持ちも芽生えてる。
CLBレベルというものがクラスを分ける基準になってて、CLB8まで授業が用意されてるんだけど、ガイダンスには
You need to study in one LINC level for at least 250. Most students need 400 to 600 hours in one level to be ready to move up
”1つのLINCレベルには最低250時間の勉強が必要です。ほとんどの生徒は1つのレベルを上げるのに、400~600時間かかっています”
1日3時間で、夏休みとか冬季休暇があるから、年間約400時間くらいの授業。
わたしはCLB5からのスターのなので、8まで4つ、、頑張って取り組まないと4年もかかるな、、、。1年半くらいでこのコースは8まで行きたい。
2. 移民して来て、これからカナダに永住しようとしてる人たちに出会えること
カナダに移民して来た人と出会えて、色々な話が聴けるところも、このクラスの嬉しいところ。
語学学校 ( ESL )とかに行くと、学校にもよるんだろうけど3ヶ月とか1年勉強して帰っちゃう人が多い中、移民向けのLINCプログラムなら、同じ時期に移民して来た人や、移民してもう数年立つ人たちばかり。
国は違っても同じような境遇の人、移住の先輩が多いから手続きとか、カナダの制度の話とか家の話とかで盛り上がって、会話も面白いのがわたしの嬉しかったところ。
3.仕事や育児で学校に通えない人にはオンラインのクラスもある
時間的制約があって学校に通えない人は、オンラインでクラスを受ける方法もある。
わたしは選んでないからよく分からないけど、オンラインのレッスンも個人の英語レベルに合わせて課題が出たり先生が添削してくれるみたい。
リアルの授業とオンライン授業の併用はできない。
LINCプログラムの授業はこんな感じ
わたしの通ってるところでは、先生が毎日ランダムにReading問題や、Vocabulary、Speakingなどネタを提供してくれる。
なんでネタかっていうと、日本の塾とかみたいに、時間割が組まれていて、教科書の1ページ目から順番に文法やります!次は読解の授業です。とかじゃなくて、本当にネタをふってくれる授業なの。
フィリピンに、1ヶ月ちょいだけ英語留学したことあるけど、その時のクラスは朝から晩まで自分で決めた時間割に合わせてマンツーマンで教えてもらう形式だった。
この時は教科書1ページ目から形式ではなかったけど、とりあえず今はリーディングやる、今は文法の時間。とか区切られてた。
だから今のLINCプログラムみたいに、今日は何やるかわからない感じがすごく驚いたし、楽しい。
ただランダムなだけじゃなくて、1日前の単語はどこかで先生がふってくるし、数日前とか数週間前でやったリスニングの、ボキャブラリー版クイズが出て来たりする。
あとは、ネタも生活に必要なこととか、夏休み明けは夏休みのことについての内容だから自分の生活に結びつけやすい。
この前は家とかアパートのオーナーなのか、借りてるのかっていうトピックで、mortgage(受託ローン)の話ですごく盛り上がった。
わたし以外全員(5人)とも持ち家で、mortgageは3.3%で借りた〜とか、1億3千万で買った家が、最近周りの相場は1億7千万円だよ〜今貸し出してて、毎月200ドルだけプラスになってる!とか中国からきたおばちゃんがリアルな数字も教えてくれたりしてほんと面白い。
移民してこれから家買ったりも視野に入れたいと思ってる身として、リアルな生活話が聞けてすごくいい。
とりあえず持ち家って大変そうだって思った笑
とにかく、LINCプログラムの授業スタイルが好きだし、
クラスメイトもみんな面白いし、
明日も学校に行くのが楽しみ。
▼LINCの他に無料でうけられる英語プログラム
おまけ
LINCプログラムの評価テストをうけに行った時に教えてもらった、英語の無料学習サイト。
日本にいても、どこにいても、移民じゃなくても誰れでもアクセスできる。
▼お金がもらえるお得なアプリ
▼savingアカウントの利率もいいし、50ドルももらえる銀行
1CAD = 89.1円( 10:56 Oct. 3, 2018)