カナダでは基本ファミリードクターに見てもらうのが定番。
ウォークインクリニック(名前の通り、誰でも行けば診てもらえる病院)は、いつも混みすぎて2、3時間待つから大変だから絶対ファミリードクター見つけた方がいいよって義理のお兄さんたちに言われてびびってた。
でもカナダに来て4ヶ月、保険証も取得できたけどほんの1ヶ月前まで住むところも決まってなかったからまだファミリードクターがいない。
それなのに、2、3年続けて日本で飲んでた薬が切れちゃうからとりあえずウィークインクリニックに行ってきた。
待ち時間は意外に余裕だった
ウォークインクリニックで受付してから受診するまでの待ち時間は、1時間くらいだった。
場所とか曜日にもよるんだろうけど、土曜日の9:30AMごろにいった。(オープン9:00 )
待ち時間中は、病院の外にいって大丈夫と言われたので、朝ごはんを食べにいった。
待ち時間外出OKの点は、日本の内科より楽チン。
ウォークインクリニックの流れ
- ウォークインクリニックにいく
- ケアカード(カナダの健康保険証)を受付に渡して、軽くどんなことを聞きたいか伝える。待ち時間をもらう。
*事前予約はできないけど、待ち時間を聞いたらそれまで外出できる - 順番になったら呼ばれる
- お医者さんに、症状を伝える。
内容によっては、聴診器とか当ててみたりしない。
カウンセリング・アドバイスのみで終わることも。
必要であれば、処方箋を渡される - カナダの州の保険に加入していれば、診察料は無料。
なので基本、診察室を出たらそのまま帰って良い。
今回ウォークインクリニックに行った理由
わたしの症状が、2、3年前に心房細動(不整脈)と診断されて、ずっと薬飲んでた。
(なんちゃら心房細動って言われたけど、忘れちゃった、、)
1年くらい前に不整脈の症状がみられなくなったから、心房細動抑えるための薬はやめて、血栓ができて脳梗塞とかにならないようにするための薬(バイアスピリン)だけずっと続けてた。
日本の先生にも、担当のお医者さんによったらもう薬やめていいよっていう人もいるし、傷口と違くて絶対治りました、もう大丈夫です!って見えるものじゃないからとりあえず続けないよって言われてバイアスピリン100mgだけずっと飲んでた。
カナダに移住する時は、その薬数ヶ月分と、英語で診断書を書いてもらって持ってきた。
いってみた感想
カナダのウォークインクリニックの流れは、日本の内科のお会計無し版だった。
診察の仕方は、聴診器とか当てずに症状によってはカウンセリングのみなのが驚いた。
(病院に行ったら絶対ポンポン聴診器当てるもの、っていう習慣が染み付いてたから)
症状ははっきり具体的に、自分の一番きになる症状を伝えないといけないな。と感じた。
今日の流れは、
英語の診断書と、薬が切れそうなこと、1ヶ月前からたまに心臓に違和感があるから気になってるって伝えたところ、以下のことを言われて診断終了。
- もう症状が出てないなら、バイアスピリンいらない
- カナダにはバイアスピリン100mg扱ってない。80mg?ならある。体が小さいから十分でしょう。
- カナダではバイアスピリンは処方箋いらない薬だから、必要だと思うなら続けて。
- 緑茶とかなんとか茶でも、同じ効果あるわよ。
- 人間心拍数がたまにおかしくなるのは普通だから、静かにしてる時の違和感は大丈夫。誰でもなるから。運動の最中とかに心臓が痛くなったりしたらおかしいからまたきてね。
- 脈だけ測っておこう(指挟むやつ)
心電図取ることも、聴診器当てることもなくこれで終了。
わたしの今回のケースだと、日本の先生にも元々人によったらもう飲まなくていいって言うって言われてたし、最近変だな、、、って思った違和感はちょっと怖いけど息切れとか痛かったわけではないからまあこんなもんかと思った。
症状は具体的にハッキリ伝えよう
今回のことで思ったのは、すごく自分の体に異変を感じて、おかしいな、怖いなってことがあったらはっきりと伝えてどうにかみてもらわないといけないなって思った。
(不整脈の症状はなんか今日ちょっと変だな、、、みたいな違和感があるくらいで、息苦しいとか生活が困る症状はないから正直にそう伝えた)
カナダでは専門分野の医者に診てもらうには、
ウォークインクリニックかファミリードクターの診断の元
推薦状を書いてもらわないとなかなかたどり着けないらしい。
日本みたく、外科に行こう、内科に行こう、目がかゆいから眼科に行こう、風邪だけど喉洗浄してもらいたいから耳鼻科に行こうとかは選べない。
本当に変だと思ったら具体的に、どこが、どう言うふうに悪くて、どこをみて欲しいのか当たり前のことだけど、具体的にハッキリ伝えようと思った。
1CAD = 87.1円( 20:10 Sept. 22, 2018)